『コンサルティングエンジニア』とは
弊社では「システムコンサルティング」と「システムエンジニアリング(システム開発)」を組み合わせて、
『コンサルティングエンジニア』
という造語を使っています。
弊社メンバー全員がシステムコンサルティングとシステム開発の経験・スキルを有しており、自分たちのことを『コンサルティングエンジニア集団』と名乗っています。
また、中長期的なIT戦略策定やシステム選定といった「コンサルティング・企画フェーズ」から、システム導入・開発や社員教育といった「システム開発・運用フェーズ」まで対応するサービスをベンチャー・中小企業向けに提供しており、『コンサルティングエンジニアサービス』と呼んでいます。
なぜ、『コンサルティングエンジニア』が必要なのか?
"優秀な"IT人材が不足する
経済産業省の「IT人材需要に関する調査」では2030年に約45万人のIT人材が不足すると発表されています。

※ 出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」
約45万人の内訳を正確に捉えると「従来型ITは最大22万人の余剰があり、先端型IT人材が不足」ということがわかります。先端IT人材とはDX、ビッグデータ、IoTなどの先端IT技術に携わる人材を指し、従来型IT人材とは、ITシステムの受託開発や保守・運用サービスなどに従事する人材を指します。

※ 出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」
ここからわかることは、IT人材は単純に頭数が足りなくなるのではなく、先端IT人材といった新しい技術に関わる人材、つまり優秀なIT人材が不足する、ということです。
では、優秀なIT人材を「質の高いIT人材」と捉えた場合、ベンチャー・中小企業においてはIT人材の「量」と「質」に対する需要はどうなっているのでしょうか。
ベンチャー・中小企業では、人材の「量」と「質」が不足している
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のIT人材白書より、以下の調査結果がわかっています。
IT人材の「質」が不足していると回答した企業
・・・約77%
IT人材の「量」が不足していると回答した企業
・・・約76%
つまり、ベンチャー・中小企業においては、IT人材の「質」と「量」の両方が不足していることがわかります。
次に、IT人材の「質」とは具体的に何を指すのか、IT人材白書のデータから読み取ると上位3位は以下のとおりでした。1位と3位はシステムコンサルティングスキル、2位はシステム開発スキルとなっています。

※ 出典:独立行政法人 情報処理推進機能(IPA)『IT人材白書2018』
コンサルティングスキルとエンジニアリングスキルを兼ね備えた人材が必要
IT人材不足ではなく優秀な人材が不足すること、ベンチャー・中小企業ではIT人材の「質」と「量」が不足しており、IT人材の質というのはシステムコンサルティングスキルとシステム開発スキルの両方を指す、とうことがわかりました。
- 業務知識や実務ノウハウ、問題解決力といったコンサルティングスキル
- 先端技術などの高い技術力といったエンジニアリングスキル
これらのスキルを兼ね備えた人材が『コンサルティングエンジニア』です。
システムコンサルタントでも、システムエンジニアでもなく、コンサルと開発の両方のスキルを持った人材です。
ベンチャー・中小企業で本当に求められている人材がコンサルティングエンジニアです。
3つが重なる貴重な人材=コンサルティングエンジニア

コンサルティングエンジニアは何を提供するのか?
提供価値
コンサルティングエンジニアとして提供する価値は、
「ITシステムを活用した売上拡大・利益率向上の実現」
です。
システムとは"仕組み"のことを指します。
システム=ITとは限りません。
体制とプロセスを見直すことで生産性の高い仕組み(システム)を構築することが可能です。
IT技術は目的達成のための手段でしかありません。
そのため、ITシステムを活用しながら売上拡大・利益率向上を実現することが提供価値であり、コンサルティングエンジニアとしてのミッションです。

具体的な作業実績
- IT中長期計画策定
- IT投資計画策定
- 予算計画の策定
- 予算管理
- 新システム導入計画策定
- 経営層向け会議資料作成
- 社内セキュリティ教育
- リモートワーク環境の整備・構築
- システム利用マニュアル作成
- システムベンダーとの契約書確認
- システムベンダーの納品物レビュー
- オフィス移転検討及び移転後のネットワーク全体設計
- プロジェクト計画書策定
- 品質/コスト/進捗管理
- 課題/リスク管理
- 定例会や検討会のファシリテート
- 現状の業務フロー作成
- 改善後の業務フロー作成
- システムに対する要望の整理
- 要望書の作成
- ソリューションやシステムベンダーの選定
- システムベンダーと折衝
- 投資対効果の検討
- ベンダーの見積評価
- RFP(提案依頼書)の作成
- 要件定義支援
- 作業効率化のための簡易ツール開発
- 現行システムの解析
- API開発
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