株式会社FULMARK様は、1990年に創業し、2026年6月1日にグループ会社の合併および現社名への商号変更が行われたセールスプロモーション企業です。リアルとデジタルを掛け合わせた広告・販促サービスを中心に、AIやデータに基づく戦略設計から実行までを幅広い業界へワンストップでご提供されています。社員・グループ合計221名の体制のもと、官公庁や小売、情報・通信、教育など幅広い業界に加え、印刷事業(プリプレスから製本まで対応)を担うグループ会社も有しています。
エッグシステムは、PM(プロジェクトマネージャー)支援を通じて、複数の事業会社が統合される中での基幹システム刷新プロジェクトを支援しました。
[お話を伺った方]
株式会社FULMARK 冨繁様、櫻井様、田中様、内田様、寺田様
(インタビューアー:株式会社エッグシステム・高橋翼、水野、山口)
事業統合に伴うシステム刷新、設計・企画を担う人材の不在という課題

高橋:
まず、今回のプロジェクトに至る経緯や、当時抱えていらっしゃった課題についてお聞かせいただけますか。
内田様:
当社はホールディングス化に伴い7社規模となり、それぞれが異なる事業を展開している中で、販売管理システムや社内申請の仕組みなど、様々な業務の精度をより高めていく必要がありました。しかし社内にはオペレーションを担う人材はいても、業務を設計し、企画できる人材がいませんでした。
構想を描くだけでなく、実際に現場に入って一緒に手を動かしてくれる存在がいなければプロジェクトは前に進まない。そう感じていたところ、セミナーで「動きの良さそうな会社」として接点を持たせていただいたのがきっかけです。
「分かった上で話している」という信頼感が決め手に

高橋:
実際にご依頼いただく決め手となったのはどのような点だったのでしょうか。
内田様:
正直に申し上げると…一番の決め手は想像していたよりも費用が安価だったことです。
加えて、お話をお伺いする中で「分かった上で話をされているな」という信頼感がありました。口だけで実態が伴わないコンサルティング会社への警戒感があった中で、エッグシステムにはそうした印象を持ちませんでした。
最初の業務フローには戸惑いも、現場への深いヒアリングが信頼に変わった

高橋:
プロジェクトが始まった当初、皆さんは弊社に対してどのような印象を持たれていましたか。
冨繁様:
正直に言うと、最初に出てきた業務フローの粒度には戸惑いもありました。ただ、その後の現場へのヒアリングのスピードやコミュニケーションの密度を目にして、次第に見方が変わっていきました。
櫻井様:
私も同じように、最初の業務フローには懸念を感じていました。ただ、その後まとめていただいた経営層向けの報告書が本当によくまとまっていて、そこで初めて「しっかり見ていただけている」と感じ、見方が変わりましたね。
冨繁様:
プロジェクトチャーターやキックオフの進め方も、私自身が前職で経験してきたやり方と近く、信頼に値するコンサルタントだと当時から感じていました。
寺田様:
私はここまでガッツリ入り込んで、実質PMのような立場で進めていただけるとは思っていなかったので、正直驚きました。

複数施策が同時進行する高難易度プロジェクトを、論点整理とオプション提示で牽引

高橋:
プロジェクトを進める中で、特に難易度が高かった点、また弊社がお役に立てた点があれば教えてください。
冨繁様:
今回は、ワークフローシステム導入直後、事業会社の統合、さらに販売管理システムのエンタープライズ版からスタンダード版への移行が同時に重なった、非常に難易度の高いプロジェクトでした。中でも一番大変だったのはデータ移行です。各社で最適化されたマスターデータを一社に統合しながら、案件の仕掛データもマイルストーンを切って整理していく必要がありました。難しい課題が出るたびに論点を整理し、選択肢を提示していただけたことには、本当に感謝しています。
田中様:
困難な局面でも、水野さんが根気強く前に進め続けてくださったことが大きかったです。新しいシステムを社内の誰よりも理解してくださっている安心感がありましたね。
櫻井様:
社内の人間の言葉では届きにくい部分を、代わりに伝えていただけたことも助かりました。プロジェクトを進める中で、不満の矛先がエッグシステムに向いてしまう場面もありましたが、そうした中でも変わらず立ち位置を保っていただけたことは、本当にありがたかったです。組織を横断した合意形成は当社だけでは難しい場面もありましたが、そこを後押ししていただいたことで、プロジェクトを前に進めることができました。
フェーズ2に向けて、より踏み込んだ判断と提案への期待

高橋:
今後のフェーズ2に向けて、弊社に期待される点があればお聞かせください。
田中様:
ローンチ後のフォローが特に重要だと考えています。今後はより積極的に先を読んで動いていただけると心強いです。
内田様:
私たち社内の現場メンバーよりも、システムについて詳しく理解されているはずなので、もっと積極的に判断・提案していただきたいですね。遠慮はいりません。
冨繁様:
プロジェクトのスコープを超えて、かなり手広く対応いただいていることには感謝しかありません。それ以上を求めるのは申し訳ないくらいです。
寺田様:
管理会計の切り口について、「こういう見方もありますよ」といった提案をいただけると、私たちの選択肢が広がるのでありがたいです。
一言で表すなら「ハンズオン」。クライアントの先まで理解して伴走するパートナー

高橋:
最後に、他社の方に弊社をご紹介いただくとしたら、どのような会社だと表現されますか。
内田様:
一言で言うなら「ハンズオン」ですね。
田中様:
クライアントの現場の先まで理解した上で、伴走できるパートナーだと紹介したいです。こちらが少し気を抜いてしまっても、常に目を配って動いてくれる。そこが他のコンサルティング会社との大きな違いだと思います。
システム刷新を終えた今も、FULMARK様とエッグシステムは対話を重ねながら、フェーズ2に向けて経営を支える体制づくりを共に進めています。

会社概要
・社名
株式会社FULMARK
・設立
1990年
・従業員数
221名(社員合計・グループ合計、採用サイト「数字で見るFULMARK」より)
・事業内容
セールスプロモーション事業。AIやデータに基づく戦略立案を軸に、デジタルとリアルを掛け合わせたプロモーション企画・実行をワンストップで提供。官公庁・外郭団体、小売業(化粧品、家電、食品等)、情報・通信業、学校・教育、不動産、宿泊・旅行、飲食、人材派遣などのサービス業、総合代理店など幅広い業界を取引先とする。グループ会社に印刷会社(プリプレスから製本まで対応)を有する。
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