【サービス開発状況】自社サービスに取り組む理由と直近の課題(UI・UX改善)

2020/05/17 Info

先日、当社初の自社サービス「DataConvert」をローンチしました。
 

【リモートワーク向け】オンラインで完結!誰でも簡単にcsvデータを変換できる「DataConvert」サービス(無料)をリリース
 
https://eggsystem.co.jp/news/20200515-dataconvert
 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000057238.html

 
私(代表の高橋翼)としては、これまで業務系のWebシステム開発やシステムコンサルティングを10年ほど行っていましたが、自社サービスの開発経験はありませんでした。自社サービス開発経験のあるメンバーに助けてもらいながら(開発は全て弊社メンバーへ任せっぱなしです…)、四苦八苦しながら開発を進めています。

自社サービス開発に興味のあるエンジニアも多いと思うので、この機会に弊社の開発状況のあれこれをコラムで定期的に発信していこうと思います。おそらく、カッコいい姿というよりも、悪戦苦闘するリアルな姿をお届けすることになりますので、温かい目で見て頂ければ幸いです。
 
 

自社サービスを開発した理由

 
まずはじめに、自社サービス開発へ取り組んだ理由をお話しようと思います。大きく2つの理由があり自社サービス開発に取り組んでいます。
 
① より多くの中小企業へシステムコンサルティングサービスを提供できるようにするため
② 弊社メンバーのエンゲージメントとスキルアップのため
 

①より多くの中小企業へシステムコンサルティングサービスを提供できるようにするため

 
コンサルティング業界では、
「困っている中小企業は多いが、高い単価を出して依頼することができない」
「低単価でコンサルティングサービスを提供したくても、コンサルティング会社の収益が低くなってしまう」
という課題を抱えています。
 
中小企業のシステムコンサルティングを行っていると、本当に困っている企業が多いことを実感します。

・手作業の業務が多く残っているが、どこをどのようにシステム化できるのか分からない
・統率が取れず各部門が独自にシステム導入した結果、データが分散して管理され、会社全体としてデータ活用ができない
・システム会社から提示される内容や見積りの妥当性が分からず、言いなりになっている
・システムの保守費用を削減したいが、現場業務で手一杯になりコスト削減への取り組みができない
・などなど

といった課題が発生しています。
 
しかし、コンサルティングを依頼しようと思っても、大手コンサルティング会社の単価は高く、外資系では1ヶ月の単価が「200〜300万円」という会社もあります。そのため「困っている中小企業は多いが、高い単価を出して依頼することができない」という現状があります。
 
中堅中小のコンサルティング会社であれば大手よりは安価の場合もありますが、コンサルティング会社の立場から言うと、低単価で仕事を受けてしまうと、事業収益が低くなり自分たちが苦しくなってしまう、という課題もあります。正直にいうと、低単価で仕事を受けたい気持ちは非常に強いのですが、低単価で受けてしまうと自分の給料も少なくなってしまうということです。
 
この"ジレンマ"を解決するためのに、コンサルティングとは別事業で収益を作ることで、中小企業に対して低単価でコンサルティングサービスを提供することが可能だと考えています。
別事業として「自社サービス」という手段を考えました。
 

②弊社メンバーのエンゲージメントとスキルアップのため

 
受託開発では、簡単にいうとお客様が欲しいシステムを作ることになります。つまり、要望元がお客様となるため、どうしても主導権がお客様側にあることが多いです。
一方で、自社サービス開発は、開発する自分たちが主導権を握り、どういう機能を提供すべきかといったことを主体的に考えていくことになります。そのため、主導権を握れるという意味で自社サービスの開発は面白いと感じるエンジニアが多く、実際に自社サービスを提供している会社は人材採用でも有利な立場にあります。

自分たちがモチベーション高く仕事へ取り組むことが、結果的に提供するサービス品質に向上に繋がると考えているため、自社サービス開発へ取り組んでいます。これは「人材」が重要な資産であると考えていることが前提です。
 
 
さて、では今回ローンチした「DataConvert」サービスについての説明をさせて頂きます。
 
 

DataConvertサービスとは

 

 
csvファイルをシステムへ取り込む業務において、システムで取り込めるようにcsvファイル内の各項目の並び順を変えたり、日付のフォーマットを変換したり(ex.2020/5/18→20200518)、という作業を自動化して効率化するサービスです。

Webブラウザ上で利用できるため、事前のインストールや会員登録等は不要です。
DataConvert(https://convert-service.x-face.net)へアクセスすることで、誰でもすぐに利用可能です。
 
なお、業務で利用する企業様が多いため、アップロードしたファイル(変換したいcsvファイル)は1時間以内に削除されるなど、セキュリティ対策を万全に講じています。
 

利用方法

 
① csvファイルをアップロードします
② 変換設定を入力します
③ 処理実行後、変換後のファイルが自動でダウンロードされます
 

 
 

直近の課題は「UI・UX」

 

DataConvert

α版をリリース後、非エンジニアの方に実際に利用してもらったところ「やり方が分からない」「どのようなアウトプットが出来上がるのかイメージできない」というご意見を頂きました。
利用者は非エンジニアを想定しているため、すぐに解決すべき課題と捉えて、現在UI・UXの改善を進めています。
 
具体的には「どこが分かりにくさを生んでいるのか」について、チーム内で議論をしました。開発者一人だけではどうしても開発者の視点が強くなってしまうため、他のチームメンバーからの意見を聞いた結果「日本語の表現が分かりにくい」「利用者の手順に沿った画面機能の並び順になっていない」「変換後のアウトプットがどうなるのか分からない」という意見が出ました。
 
細かい点ですが、各表現を非エンジニアにとって分かるように優しい表現にして、サービス内で統一するようにしました。
例えば
・変換元csv → 変換したいcsvファイル
・変換後のcsv → 変換し終わったcsvファイル
・取得元のcsv → 変換したいcsvファイル
といった具合です。
 
 
弊社が取り組むWebブラウザ上で利用するサービスでは、説明やマニュアル・ヘルプページを見なくとも直感的に理解して利用できるかどうか、という点がポイントになると考えています。そのため、実際の利用者からの意見を聞き、チーム内でも議論した上でスピーディーに改善を繰り返すプロセスを引き続き行っていきます。

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